なんで?
なんでこんな施工になるかねー
近隣から「川が臭い。」という苦情が入ったと所在地の役所から調査に入られた企業様からの相談。
話を聞くとこれまでは苦情が入ったことはないという。
現地に行き放流先の河川をみると、、、ほとんど水流が無い川の水が貯まったところに、大量の泡があった。
近くで観察するとすぐに汚泥とわかった。
汚泥が河川へ?沈殿槽で汚泥が浮上しリークしたか?などと考えながら排水処理設備を調査に向かう。
排水処理設備の処理方式は回分式であった。
放流槽に貯まっている水の透視度は20度はあり十分美しい。
「なんか隠れて悪いもの流したか?」とオーナーを疑ってみたりもしたが、設備をしげしげと眺めていて気付いた。
排出系は画像のような弁の配置となっている。
昨年の11月以降上流の工場が改修に入って川にほとんど水流は無くなったらしい。
以前から汚泥の流出はあったが、少しづつでも水流があって河川に汚泥が留まることが無かったのだろう。施工者も調査に来たらしいが気付かなかったらしい。
即改修となった。